症状別ページ
脊柱管狭窄症 立っていると歩き始めると腰が痛い
80代
症状:立って20m程歩くと腰が痛い。
常時下肢特に膝から下の外側がシビレを感じる。
整形外科で脊柱管狭窄症と診断を受け、しばらくは痛くなかったが、転倒をきっかけに痛みが強くなった。
検査:体幹回旋時20°で痛み 前屈は痛みはないが、後屈-10°で動かない円背がある状態。
膝関節屈曲に制限なし、足小趾は触れても感覚がない。
蟹股、前傾姿勢でないと歩けない。
施術内容:施術1回目
腰部の緊張が非常に強いため、全体の緊張を取る目的で足三里、委中、大腰、承山に刺鍼
胸椎(T10番)(1.5)に強い緊張があり、刺鍼すると足のシビレ感が減ったとすぐに反応があった。
上体の後屈時の痛みは残るものの、シビレが減ったことで1回目の施術は終了
2回目~
歩行距離等の変化はないものの、足のシビレは減った状態のまま2回目の施術をすることが出来ました。
上記の刺鍼部位と加えて、
股関節内旋制限に対し、豊隆に刺鍼し、股関節マイクロけん引法を行った所、体幹回旋時の「腰の痛みが減った」とのこと。
後屈制限はあり、歩行時の痛みも残るため、週3回で施術の提案。
10回目~
歩行時20mで痛みがあったものが、100m程は歩けるようになったとのことで、更に距離を伸ばし、日常生活を以前のように送るために施術を続ける。
半年後~
痛みもあまり感じなくなり、早く歩くと痛みが出るくらいに改善出来た。